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2016年5月25日水曜日

家計は「投資と回収」


老後生活に危機感を持った生活プラン

 年金は65歳支給になります。60定年とすると90歳までの30年間夫婦2人で1憶円が必要になります。生活費30/月として計算してです。

 最近のデータによると余裕ある生活には35/月必要で、また夫婦どちらかが90歳まで生きる確率は50%とのことです。二人に一人は90歳まで生きるのですね。

 そうなると平均年金額は2人で23/月ですので12/月が不足します。60歳で退職金含めて1500万貯蓄があったとしても何もしなければ73歳で破たん老人化します。

雑誌表紙引用 
 また年金額は年々減少します。今75歳の人は掛け金の約4.7倍を受け取っていますが30歳の方はその半分以下になります。若いうちから危機感もって生活しないといけない事がわかります。

 若いうちはバイト代を元金にリスク覚悟に大きなリターンをねらう投資もいいかも知れません。しかしある程度の年代に達すると投資家を専業にする人以外、そうは行かなくなります。

 自動売買システムも充実しているのでAfterビジネスや週末起業でやれると考えますが、やっぱり職場優先や即現金になるバイトに傾き、さらに結婚したり子供が生まれると余裕時間がほとんど取れなくなってくるのが現状です。



まず貯蓄を始める動機付け

 ではどうすればいいのか、コツコツと積上げるしかないと考えます。例えば子供さんが生まれたら「学資保険」の加入をほとんどの人が考えると思います。

 ちなみに学資保険だったら、ソニー生命、アフラック、フコク生命で検討すればいいかなと思います。最近の改定後でも返戻率58%になっています。

 20年で5%ですから年率にしたら高いとはいいがたいですが、いざの時の治療代や必要な時期に返戻金があるなど「将来の安心」があるからでしょうね。

 20歳まではご両親がきびしい家計の中でやりくりされてきたと思います。20年や30年先よりも今を有意義に過ごす方が大切と言う人も多いですが、今有意義に過ごせるのは20年前のご両親の基礎があるから今があるのですよ。
 将来の20年、30年の基礎を今度は自分で築くことが必要になってくるのです。


積立投資の商品選び

 ひとつの方法は60歳満期で積立する方法です。実際にみていきましょう。まず自分たちで積立てる個人年金です。
 ・終身年金
 ・確定年金
 ・確定拠出年金(DCと呼びます)

 ◆終身年金は毎月定額で積立てる→60歳なったら一生涯(生きている間)は年金が受取れるもの、100歳まで生きたら40年間受取れる。受取額は掛金で決まります、掛金がすごく高くつくのが難点です。

 ◆確定年金は毎月定額で積立てる→60歳になったら一定期間(10年、15年)年金が受取れるもの、10年払いなら70歳で終了。受取額は掛金で決まる。しかし20年ぐらい前と比較すると約2倍も掛金が高くなっています。今のゼロ金利時代にはメリットがなくなっています。

 ◆確定拠出年金はその運用によって受取額が変動します。(企業型)確定拠出年金を取入れている会社であれば会社で加入すれば利点多いです。(個人型)確定拠出年金は自分で投資信託、預金、保険などの商品を選んで運用する。運用中はずーと非課税で、年金受取時にも税制優遇がある優れものです。

 運用は60歳までなので早く始める方がベターです。加入者が増えているそうです。2017年から個人型が拡充されます。今の低金利時代、3つの選択肢のなかでは確定拠出年金が一番得策かと思います。


投信 運用報告書
 ◆投資信託を簡単に説明します。販売会社、管理会社、運用会社と3社で役割を分担しています。個人での少ない額で多方面に投資ができることになります。低コストで運用できるインデックス型とハイリターンを狙えるアクティブ型があります。①債券に投資②不動産に投資③株式に投資があって、①②③の順でリスクは高くなりますがその分リターンも大きい。

 500010000円から始められる定期定額のドルコスト平均法を活用したバランス重視のインデックス型がおすすめで す。長期なので信託報酬が低コストでノーロード商品を選びます。

 ・SBI資産設計オープン(SBI証券)
 ・セゾン・バンガード・グローバルF(セゾン投信)
 ・世界経済インテックスF(三井住友TAM

 口座がない人は、まずネット証券を開設しましょう。

 小生はSBI証券、野村証券ネット店、楽天証券と開設していました。SBI証券と野村証券はIPO株購入として昔開設、楽天証券はマーケットスピードを使う為です。どこかならSBI証券をおすすめします。


 (個人型)確定拠出年金と投資信託は是非長期運用すればいいと思います。投信は10年で10%のリターンが狙える場合もありうるとのこと。毎月1万積立て30年間10%リターンで計算すると2230万にもなります。2%で500万になるんですよ。夫婦2人で5000+5000円なら拠出できそうでしょう?

純金
 ◆金投資に興味ある人には純金積立がいいと思います。毎月3000円の少額から可能で不況にも強い資産と言われています。注意するのは手数料と積立金を会社の運用に組み入れる消費寄託と分離管理する特定保管があります。

 長期投資になるので特定保管をしている会社の方が安心です。もし会社が倒産しても積立金は戻ってきます。消費寄託は運用益を還元してくれますが、もしもの場合は何も戻ってきません。
 金は金利も付かないので少な目でポートフォリオとするのがいいです。


財源は給与からの先取り貯蓄する

 長期投資の財源は給与からの天引き=(先取り貯蓄です)や口座引き落としとすれば手間かからないし、知らないうちに貯まってきています。金融商品は円預金以外元本が保証されないリスクがあり、なかなか投資に踏み出せないのが事実です。

 この点バランス型のインデックス長期投信は投資を始める第一歩と思います。コツコツ長期は醍醐味がないし、短期で結果がでる株式やFXをしたいと考えても元金が必要です。12万では始められないんですよ。近所のFPさん曰く「素人さんには薦められないな」と言っています。



ゼロ金利政策の影響に注意

 しかしゼロ金利へ突入した今年、商品によっては返戻率を下げたり募集を停止していることが予想されます。また投資家に転嫁する動きもあるようですので詳細を確認する必要があります。

 また資金を拠出するのにムリは絶対にいけません。食事はきっちり食べて、検診はきちっと受けて健康でいることが最大の条件ですよ。過度なリスクを取ってまで資産運用は良くない。どのくらいの損失までなら耐えられるか見極めて運用しましょう。

「投信+定期」や「投信+外貨」で3ヵ月 46%高金利とかよく目にしますが、この商品年間換算でみるとそれほどでもなく手数料は割高であまり歩が合わない気がします。
 銀行マン、証券マンや保険マンなどは商品を売るのが目的なので、その説明を鵜呑みにしないで自分でも勉強してみることが大切です。営業マンは商品知識や世間状況をよく勉強しています。

 プロ級の鉄道マニアや航空機マニアまでとは言いませんが、金融マ・・・位でこちらも知識武装して臨むべきです。この勉強にお金をかけるのは投資と言えるでしょうね。



60歳までの目標は4つある

 それともう一つ60定年までに目標にすることがあります。体力作りと健康維持、教育費の手離れ、住宅ローンの完済、そして貯蓄目標は退職金含め3000万(一般に言われている額)。

 健康維持はこちらのブログ参考になります、教育費は前述のとおり莫大です。もし60歳までかかるなら手当を考えておく。住宅ローンも計画的な繰り上げ返済で60歳以降はゼロにしたいものです。一般に言われる貯蓄3000万は本当に必要か後述で検証します。





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